ジブリで中国語を学ぼう!

ジブリ映画の中国語吹き替えを聴いて中国語を勉強しています。

中級者向けの語学書について

中国語に限らず語学学習には
必ず中級の壁ってありますよね。

私は英語があまり得意ではなく
英検3級止まりです。
中級の壁を越えられなかった感じですね。
大学受験の時がピークで(受験英語ですが)
大学で習った英語は何も覚えていません。。

中国語もまさに「中級の壁」まっただ中で
いったん中国語学習から長らく離れていたのも
このそびえ立つ壁に意欲を吸い取られてしまったのかもしれません。

初級の学習書ではなかなか解けない疑問があり
今ではちょっとググれば
大抵のことは解決してしまいますが
私が若い頃に中国語を勉強していた頃は
分からないことをインターネットで解決しようっていう考えには至らなかったので
調べても分からないと、
そこでつまずいてしまうんですよね。

中国語でいう中級で難しいのは
「補語(方向補語や可能補語など)」とか
「了」とか「就」とか「才」とか
そういうのの細かい用法だったりとか
他にもあれこれたくさんあります。
なんとなくは分かるけどふわっとしてたり
例外的な使い方が出てきたらアウトだったり。

今私が使っていて
かなり助けられてる本があります。
「誤用から学ぶ中国語」という本です。
 ↓ ↓ ↓

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この本は図書館でたまたま見つけて
読んでみたのですが
なんとなくふわっとしていた部分が
きれいに形になったりとか、
そういう使い分けがあったのか、
っていう発見だとか
とにかくそういうことが多い本です。

しばらくは図書館で返してはまた借りて、
を繰り返していましたが
ここまで読み込むなら買った方がいいと思って書店で購入しました。

これはシリーズ化してて
最初が「基礎から応用まで」
続編1が「補語と副詞を中心に」
続編2が「助動詞、介詞、数量詞を中心に」
というようになっています。
今では3冊とも愛用しています。

この本の著者の郭春貴さんは
中国語を学生に教えてきた経験から
日本人が間違えやすい文を紹介して
解説しています。
その誤文を見ても、私レベルではどこが間違っているか分からないことが多いので
解説を読んで「なるほど」と思うことが
とても多いです。

中級者向けの本っていっぱい出てますよね。
いろいろ見比べて一番これが良かった、
とかいうわけではないので
この本を広く皆さんにお勧めしたいとか、
そういう意図はありません。

たまたま私はこの本と出会って
そして折れそうだった心がなんとか持ち直し
もう少し中国語を深く勉強したい、
という気持ちになったので
いいタイミングで自分の求めている本と
出会えて良かったなと。

大学で語学を学んでいたり
中国語のスクールに通ってたりしたら
分からないところは先生に聞いたり
できるんですよね。
自分はそういう環境にないんで。。
先生はいないし、ネイティブの友達もいないし
国語学習仲間もいないし(涙)

いろいろな本を読んだり
国語学習ブログをあちこちのぞいて
参考にさせていただいたり
中国ドラマや中国語吹き替えの映画を見たり
そんな感じで日々勉強しています。

インターネットで調べたら
大抵のことは分かったりもしますが
私はやっぱり本に線を引いたり
書き込んだりしながら
自分用の勉強ノートを作ったりして、
そうやって紙で勉強するのが合ってるみたいです。

大型書店に行った時は
中国語の学習本をいろいろ物色しています。
結構いいお値段するので、
あれもこれもと買うことはできませんが
自分に合った本をみつけてじっくり勉強するのもいいですよね。